地域の現在のニーズに応える新たなプログラムとして「英語コミュニケーションスキル研修プログラム」を策定しました。2017年度から3年間にわたり、対象地域の各地方自治体や教育委員会、地元のNPOや大学、企業といった協働パートナーとの連携により実施しました。
プログラムを通じて、国際的なイベントの運営などで活躍する地域の青少年を育成すること、そして国際社会で活躍し、地域社会へ貢献する人材を育成すること、ひいては地域の現在のニーズに合った支援プログラムで被災地域の復興を引き続き支援することを目指します。
「コカ・コーラ 復興支援基金」では、財団の活動理念に基づき、地域の現在のニーズに応える新たなプログラムとして「英語コミュニケーションスキル研修プログラム」を策定しました。2017年度から3年間にわたり、対象地域の各地方自治体や教育委員会、地元のNPOや大学、企業といった協働パートナーとの連携により実施します。
プログラムを通じて、今後開催される国際的なイベントの運営において活躍する地域の青少年を育成すること、そして国際社会で活躍し、地域社会へ貢献する人材を育成することを目指します。
1.ファシリテーターと留学生(いずれも英語のネイティブスピーカー)による体験型プログラム(2日間)
- ・1グループ5〜6名に分かれてプログラムを実施
- ・英語を用いたコミュニケーションと課題への取り組み・発表を行う
- ・アンケートによるフィードバック
2.オリジナル教材による自己学習プログラム(3〜6カ月間)
- ・プログラム終了後、継続して、自己研鑽するためのツールとして学習教材を提供
- ・高校1年生程度の英語力を前提に、3〜6カ月の間に自身や学校、地元、県内の観光地などを英語で紹介できるようする
- ・学校から学習教材を配布し、生徒各自で取り組んでもらい、主催者側にて課題を採点し、フィードバックを行う
- ・実地研修をおこなう一定期間前にクラスで準備授業を実施(学校主導)
3.現地近郊観光地、もしくは東京での英語観光ガイド実地研修(1日)
- ・体験型プログラムで、自己学習の成果を発揮する場を提供する
4.最後にプログラム修了証を授与
岩手県・宮城県・福島県の高等学校
1校につき1クラス、30〜40名前後を想定
2017年からの3年間で合計1,000名以上にプログラムを提供予定
参加生徒の方々より、沢山のご感想をいただきました。
初めは緊張していたけれど、留学生と打ち解けることができ、とてもよかったです。英語をしっかり話せなくても、「good」「nice」などを使って何とかしてコミュニケーションを取って話すことができたので楽しかったです。
今まで考えてこなかったキャリアを目指す人たちの話を聞けて、自分の将来と比較することができました。
2日間すごく楽しくて、英語が分かるわけではないけど、改めて好きだと思えました。英語を含めて他の国に興味を持ち「外国の人と話す機会が増えたらいいのにな」と思いました。