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公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団(所在地:東京都港区、理事長:佐々木康行、以下当財団)は、環境保全・環境教育に関する顕著な活動への顕彰および環境保全・環境啓発・環境美化に寄与する新しい企画への支援をおこなう「第27回コカ・コーラ環境教育賞」(以下、本賞)を2021年11月1日(月)から12月15日(水)まで募集いたします。
本賞は1994年の賞設立以来、環境教育・環境保全活動の促進を目的に、地域に貢献するボランティア活動の助成・支援をおこなっており、2019年度までの応募団体数は全国で2,300団体以上に上ります。昨年度は新型コロナ感染拡大防止のため、賞の募集を中止し、例年実施していた雨煙別学校コカ・コーラ環境ハウス(北海道夕張郡栗山町)での最終選考会・表彰式もおこないませんでした。本年は選考および表彰式をオンライン形式とし、開催をすることといたしました。
当財団では、2020年にコカ・コーラシステム全体として取り組むべき新たなサスティナビリティー戦略(※)が策定されたことを受け、また国際社会共通の目標であるSDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)の推進を図るために、環境教育事業についても環境分野、特に地球環境・環境資源の領域の向上に寄与する取り組み、企画を支援することを事業方針としております。
それに伴い27回目を迎える今回の環境教育賞では以下の2部門にて助成・支援を希望する団体を募集いたします。
【活動普及部門】
: | (1)小学生およびその指導者 (2)中学生およびその指導者 |
|
: | SDGs項目『14.海洋資源』に関連した課題への解決へ向けた取り組みをおこなう団体・個人の活動 |
環境に関連するSDGs項目「6.水」「13.気候変動」「14.海洋資源」「15.陸上資源」およびコカ・コーラのサスティナビリティー戦略「資源」領域の重点項目である「容器/PET」「水」「温室効果ガス排出量」「再生可能エネルギー」を考慮し、本年のテーマを『14.海洋資源』といたしました。 ご自身もしくは所属している学校や団体がその課題解決へ向けて取り組んでいる具体的な活動・実績を応募してください。 |
【企画・研究推進部門】
: | 高校生、高専生、大学生、大学院生およびそれら学生を活動主体とする非営利団体 |
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: | コカ・コーラのサスティナビリティー戦略『資源』領域から、とくに「プラスチックのリサイクル・リユース」「食品ロスの削減」「食品廃棄物のリサイクル」の3項目のうち1つに関連し、その課題解決に寄与する取り組みや企画、研究など |
環境に関連するSDGs項目「6.水」「13.気候変動」「14.海洋資源」「15.陸上資源」およびコカ・コーラのサスティナビリティー戦略「資源」領域の重点項目である「容器/PET」「水」「温室効果ガス排出量」「再生可能エネルギー」を考慮し、本年のテーマを『資源』といたしました。 「プラスチックのリサイクル・リユース」「食品ロスの削減」「食品廃棄物のリサイクル」の3項目から1つを選択し、ご自身もしくは所属している学校や団体がその課題解決へ向けて取り組んでいる企画、研究等を応募してください。 |
本賞へは、当財団支部および読売新聞支局による推薦もしくは一般応募より応募いただけます。詳しい応募要項等については当財団HPをご確認ください。応募用紙についても同HPよりダウンロードいただけます。なお推薦と一般公募による選考時の評価に差異はありません。
応募書類受付後、当財団理事および有識者ら選考委員による一次選考にて最終選考ノミネート団体を決定します。最終選考ノミネート団体を対象に2022年1月に予定している最終選考にてプレゼンテーションによる審査をおこない、第27回コカ・コーラ環境教育賞受賞団体を決定いたします。
なお、最優秀賞受賞団体には文部科学大臣賞(予定)、環境大臣賞(予定)のいずれかをあわせて贈賞いたします。どの部門にどちらの大臣賞が贈賞されるのかは最終選考にて決定いたします。(活動普及部門においては小学生・中学生の最優秀賞受賞団体のいずれかに大臣賞(予定)を贈賞いたします。)
「活動普及部門」最優秀賞受賞2団体(小学生と中学生)には、各々30万円の活動助成金、「企画・研究推進部門」最優秀賞受賞1団体には100万円の企画支援金が副賞として贈られます。
なお、本賞に関連した特設コンテンツを当財団HPに今後アップしていく予定です。詳細は改めてご案内いたします。
■「第27回コカ・コーラ環境教育賞」概要(抜粋)
: | 公益財団法人 |
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: | 文部科学省(予定)、環境省(予定) | |
: | 読売新聞社 | |
: | 2021年11月1日(月)〜12月15日(水) | |
: | -活動普及部門 (対象:小中学生およびその指導者) -企画・研究推進部門 (対象:高校生、高専生、大学生、大学院生およびそれら学生を活動主体とする非営利団体) |
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: | 当財団HPより応募用紙をダウンロードし、必要事項記載の上、運営事務局宛に郵送もしくはメールにてご応募ください。 財団HP:https://www.cocacola-zaidan.jp/environment/env-prize/ 応募先:第27回コカ・コーラ環境教育賞運営事務局 住所:〒140-0002 東京都品川区東品川1-19-9-202(株)SIT内 電話番号:03-6712-4155 Mail:kankyo-forum2021@pj.quaras.co.jp |
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: | 一次選考:書類審査の上、各部門最終選考ノミネート団体を選出 最終選考(1月予定):オンラインもしくは動画でのプレゼンテーションを実施し、最優秀賞・優秀賞受賞団体を決定 表彰式(2月中旬):オンラインでの発表セレモニーを予定 |
※最終選考では、各団体の活動、企画をプレゼンテーションしていただきます。詳細は最終選考ノミネート団体へ別途ご案内いたします。表彰式実施概要は後日当財団HPにて発表いたします。
※コカ・コーラシステムのサスティナビリティーへの取り組みについて
日本コカ・コーラ株式会社と全国5社のボトリング会社などから構成されるコカ・コーラシステムは、「世界中をうるおし、さわやかさを提供すること。前向きな変化をもたらすこと。」の事業目的にのっとり、日本が直面する重要な課題に対し、ビジネスを通じて変化をもたらしながら、未来を共創していくことに責任を持って取り組みます。2020年には「多様性の尊重」「地域社会」「資源」の3つのプラットフォームと9つの重点課題を特定し、システム共通のサスティナビリティーフレームワークを策定しました。各領域において事業活動を通じて社会課題の解決を目指すことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献してまいります。 詳しい活動内容については、最新のESGレポートをご覧ください。
(参考リンク)
日本コカ・コーラ サスティナビリティー公式サイト:https://www.cocacola.co.jp/sustainability
日本コカ・コーラ ESGレポート:https://www.cocacola.co.jp/sustainability/esg-download
コカ・コーラ サスティナビリティー公式Twitter:https://twitter.com/CocaColaJP_Sus
■公益財団法人
: | 公益財団法人 |
|
: | The Coca-Cola Educational & Environmental Foundation | |
: | 2007年6月25日(※2011年9月27日 公益財団法人へ移行) | |
: | 佐々木康行 | |
: | 東京都港区六本木6-2-31 | |
: | http://www.cocacola-zaidan.jp/index.html | |
: | 2007年6月に37年継続していた日本 |
|
: | 環境教育、奨学支援、復興支援を柱とした各種貢献事業の実施 |
■コカ・コーラシステムについて
コカ・コーラシステムは、ザ コカ・コーラ カンパニーの日本法人で、原液の供給と製品の企画開発を おこなう日本コカ・コーラと、全国5社のボトリング会社(コカ・コーラ ボトラーズジャパン、北海道コカ・コーラボトリング、みちのくコカ・コーラボトリング、北陸コカ・コーラボトリング、沖縄コカ・コーラボトリング)などで構成されています。コカ・コーラシステムが国内で取り扱う製品は50以上の炭酸飲料および非炭酸飲料ブランドにおよび、世界で最も高い評価を得ているブランドである「コカ・コーラ」をはじめ、「コカ・コーラ ゼロ」「コカ・コーラ ゼロカフェイン」「ファンタ」「スプライト」などのグローバル・ブランドの他「ジョージア」「アクエリアス」「い・ろ・は・す」「綾鷹」など、日本市場のために開発されたブランドが含まれます。コカ・コーラシステムは、持続可能な地域社会の構築を目指してたゆまぬ努力を重ねており、事業活動による環境負荷の削減、社員のための安全で開かれた職場環境の構築、事業を展開する地域社会における経済発展の促進といった取り組みに力を注いでいます。
■雨煙別(うえんべつ)小学校
当財団は、北海道夕張郡栗山町とともに、同町の廃校を、自然・環境 教育を中心に文化・スポーツの体験学習を行うことができる宿泊施設「雨煙別小学校
2021 年 3 月 10 日には環境教育等促進法に基づく「体験の機会の場」に北海道で初めて認定されました。
※「体験の機会の場」認定制度は 2012 年 10 月に施行された「環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律」にもとづく制度で、民間の土地・建物の所有者等がその土地・建物を自然体験活動などの体験活動の場として提供する場合に、申請に基づき都道府県知事等の認定を受けることのできる制度です。「体験の機会の場」は全国で 25の施設が認定を受けています。(※2021 年 11 月現在)
参考資料 |
第26回 |
■「活動表彰部門」最優秀賞、環境大臣賞
札幌市立屯田北中学校 科学部(北海道札幌市)
活動内容:
絶滅危惧種であるエゾホトケドジョウを保護し、生態を知ることで エゾホトケドジョウを守る活動を継続している。また学校近隣の 調査や河川の水質調査、生物調査、屯田防風林のゴミ拾い活動による希少魚種の保護活動もおこなっている。
<優秀賞受賞団体(9団体)>
・ 沖舘子供会(青森県平川市)
■「次世代支援部門」最優秀賞、文部科学大臣賞
青森県立名久井農業高等学校 環境研究班(青森県三戸郡)
活動内容:
プロジェクト名:視点は世界 〜開発途上国の環境汚染に立ち向かえ〜
近隣の市町村役場や地域住民から圃場提供などの支援を受けつつ、開発途上国の環境問解決に貢献できる技術開発に取り組んでいる。昨年度の活動では、肥料が湖沼に流入することで発生する水質汚染を植物で浄化する技術を開発し、スウェーデンで開催された水の国際大会や日本で開催された世界湖沼会議で発表するなど積極的に世界に発信している。今年度の活動としては、農薬の飛散抑制技術の開発を行っており、液剤を泡状にすることを目的として予備実験を行った結果、界面活性剤を用いることで、泡状にでき、農薬の使用量を半減させられることが分かっている。今後の方針としては、途上国でも手に入る界面活性剤を使用し実証実験する予定であり、開発した技術を文化祭や地域のイベントで紹介し、地域の人々の意識向上を図る取り組みを行いたいと考えている。またプロジェクトとの継続のために、新入生に向けて研究指導を行い、ノウハウや研究の醍醐味を知ってもらい、今後の後継者となる人材の育成についても行っていきたいと考えている。
<優秀賞受賞団体(4団体)>
・ 市立札幌旭丘高等学校生物部 (北海道札幌市)