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ニュースリリース

2013年

地域社会に貢献する次世代の育成を目指して

「第20回コカ・コーラ環境教育賞」4月より応募を受付

環境教育の活動実績や環境保全・啓発に寄与する新しい企画を募集

青少年および指導者を対象に募集、2部門15団体を表彰・支援

2013年4月4日

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公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団(所在地:東京都港区 理事長:末吉紀雄)は、環境教育に関する顕著な活動への顕彰及び環境保全・環境啓発に寄与する新しい企画への支援を行う「第20回コカ・コーラ環境教育賞」を、2013年4月1日(月)から5月31日(金)まで募集します。

コカ・コーラ環境教育賞は、1994年の賞設立から20回目を数え、地域に貢献するボランティア活動の助成・支援を通じた環境教育・環境保全活動の促進を目的として実施しています。昨年は全国の184団体より応募をいただき、これまでの応募総数は、1,700団体以上に上ります。

表彰は、小中学生とその指導者を対象に、地域社会に根ざした環境教育・環境保全活動実績を顕彰する「活動表彰部門」と、高校生および大学生による環境保全・環境啓発に寄与する新しい企画を評価し、具現化を支援する「次世代支援部門」の2部門で実施します。各部門には大賞(1組)が設置され、「活動表彰部門」には50万円の活動助成金、「次世代支援部門」には100万円の企画支援金が贈られます。

賞の参加は、財団支部による推薦と一般公募で行います。当財団の選考委員による一次選考にてノミネート団体を決定し、8月上旬に「雨煙別小学校 コカ・コーラ環境ハウス」(北海道夕張郡栗山町)で開催する『コカ・コーラ環境フォーラム』の中で実施する最終選考会において、大賞、優秀賞を決定します。

公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団では、今後も「心豊かでたくましい人づくり(Healthy Active Life)」を理念に、地域社会が求める青少年の育成を目指した、様々な事業を展開してまいります。

■ 第20回コカ・コーラ環境教育賞 募集要項 (概要)

募集期間 2013年4月1日(月)〜5月31日(金)
 
募集部門 活動表彰部門 (対象:小中学生および指導者)
次世代支援部門 (対象:高校生および大学生)
 
応募方法 当財団ウェブサイトより応募用紙をダウンロードし、事務局に郵送。
http://www.cocacola-zaidan.jp/activity/env-prize/index.html
 
選考方法 一次選考(6月): 各部門ノミネート団体を選出 (計15団体)
最終選考(8月): 『コカ・コーラ環境フォーラム』(雨煙別小学校 コカ・コーラ環境ハウス)内で最終選考会を実施、大賞・優秀賞を発表。

■「第20回コカ・コーラ環境教育賞」 募集要項(詳細)

<活動表彰部門>

部門 活動表彰部門
対象 小中学生および指導者
主旨 コカ・コーラ環境教育賞「活動表彰部門」は、環境教育・環境保全活動を促進する事を目的に、小中学生を対象にした地域社会の環境教育に関する活動が顕著な個人・団体を称え、表彰します。
支援内容 大賞 1 組 活動助成金 50 万円
優秀賞 9 組 活動助成金 10 万円
応募資格 以下の 1、2 を満たす個人・団体

1. 小中学生を中心に環境教育に関する活動を行う学校またはボランティア団体

2. 日本国内に拠点を持つ学校またはボランティア団体
(拠点が国内であれば、活動地域は国内外を問いません)

応募条件 以下の 1〜6 を満たす個人・団体

1. 地域社会に根ざした環境教育・環境保全活動を行っていること

2. 小中学生を中心とした活動であり、組織化されていること

3. 活動が実践的かつ3年以上継続していること

4. ボランティア活動または学校の授業・課外活動であり、特定の企業・団体による営利的な活動でないこと

5. 自然体験を通して、地域社会に広げる、繋がる活動であること

6. 2013年8月9日(金)〜11日(日)の3日間、北海道夕張郡栗山町で開催を予定している最終選考会に参加できること
(交通費および宿泊費は主催者側で負担いたします。※指導者1名、小中学生2名まで)

<次世代支援部門>

部門 次世代支援部門
対象 高校生および大学生
主旨 コカ・コーラ環境教育賞「次世代支援部門」は、高校生および大学生による、環境保全・環境啓発に寄与する新しい企画を具現化することを目的とし、支援を行います。この支援を通じて、将来的に社会の環境教育に役立つことを目指します。
支援内容 大賞 1 組 企画支援金 100 万円
優秀賞 4 組 企画支援金 30 万円
応募資格 以下の 1〜3 を満たす個人・団体

1. 現役の高校生・大学生であること
(応募時に高等学校または大学に在籍されている方が対象となります)

2. 日本国内に拠点を持つ団体または個人であること
(拠点が国内であれば、活動地域は国内外を問いません)

3. 成人以上の責任者を有すること(支援金の受け取りは必ず成人以上の責任者となります)

応募条件 以下の 1〜5 を満たす個人・団体

1. 環境保全・環境啓発に寄与する新しい企画であること

2. 企画に独自性があり、営利目的ではないこと

3. 他の企業または団体から助成を受けていない企画であること

4. 2013年8月9日(金)〜11日(日)の3日間、北海道夕張郡栗山町で開催を予定している最終選考会に参加できること(交通費および宿泊費は主催者側で負担いたします。※3名まで)

5. 2014年3月末日までに、企画に基づく活動報告書を提出すること(受賞者のみ)

■ 「第20回コカ・コーラ環境教育賞」 応募方法

応募方法 財団ホームページ(http://www.cocacola-zaidan.jp/)より応募用紙(PDF・word)をダウンロードの上、必要事項を記入して、期間中に以下の提出先までご郵送ください。「次世代支援部門」の応募には企画書(A4サイズ、フォーマット自由)を併せてご郵送ください。企画書には、団体名・プロジェクト名・目的・内容・社会へ与える影響・予算・スケジュールの要素を盛り込んでください。
●提出先

●募集期間
〒102-0075 東京都千代田区三番町1 三番町ホテルビル3F
コカ・コーラ環境教育賞事務局行
2013年4月1日(月)〜5月31日(金) ※当日消印有効
結果発表
●一次選考
●最終選考
最終選考出場者にのみ、6月中に主催者から電話にて連絡いたします。
最終選考会(3日間)開催期間中に、大賞および優秀賞を発表いたします。
その後、表彰式にて表彰楯および副賞(目録)を贈呈させていただきます。
注意事項

・ご送付いただいた応募書類は返却いたしません。

・選考過程または選考後に、応募の不正が発覚した場合は、受賞を取り消すとともに、活動助成金または企画支援金を返金していただく場合があります。

・第20回コカ・コーラ環境教育賞では、自薦および他薦(当財団支部または読売新聞支局による推薦)を対象としております。

個人情報の取扱いについて

・応募用紙にご記入いただいた個人情報は、審査に関する確認、選考結果のご連絡のために使用いたします。

・受賞が決定した場合は、応募用紙に記載されたお名前、所属、活動、企画内容を当財団ホームページや新聞等において公表いたします。

お問合わせ
(一般)
コカ・コーラ環境教育賞事務局
TEL:03-5410-4521(平日10:00〜17:00土・日・祝祭日を除く) info@cocacola-zaidan.jp

■ 公益財団法人 コカ・コーラ教育・環境財団 概要

名 称: 公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団
英字名称: The Coca-Cola Educational & Environmental Foundation
監督行政 文部科学省
許可日: 2007年6月25日 (※2011年9月27日 公益財団法人へ移行)
理事長 末吉 紀雄
所在地 東京都港区六本木6-2-31
ホームページ: http://www.cocacola-zaidan.jp/index.html
概要: 2007年6月に37年継続していた日本コカ・コーラボトラーズ育英会と14年継続し ていたコカ・コーラ環境教育財団の事業を継承し、一元的に運営、推進できる母体として設立、2011年9月より公益財団法人に移行しました。心豊かでたくましい人づくり(Healthy Active Life)を理念とし、国際社会が求める青少年の育成と、彼らを取り巻く地域社会を支える人材の育成を通じ、豊かな国際社会の形成及び国際親善に寄与することを目的とした事業を展開しています。
主な事業内容: 環境教育、奨学支援、スポーツ教育を柱とした各種貢献事業の実施

■ 雨煙別(うえんべつ)小学校 コカ・コーラ環境ハウス

当財団は、北海道夕張郡栗山町とともに、同町の廃校を、自然・環境教育を中心に文化・スポーツの体験学習を行うことができる宿泊施設「雨煙別小学校 コカ・コーラ環境ハウス」として再生するプロジェクトを推進してまいりました。

2010年4月にグランドオープンを迎えた同施設を拠点に、栗山町の豊かな自然環境の中で積極的な環境教育プログラムを展開し、次世代を担う青少年の育成をおこなっております。

参考資料 第19回コカ・コーラ環境教育賞(受賞団体・最終選考会/表彰式)

■ 活動表彰部門 大賞受賞団体

「尼崎市立成良中学校」(兵庫県尼崎市)

活動地域: 兵庫県

主な活動内容:

専門家や団体、大学と連携して、「命」を尊重し、自分たちの生きる生活環境を改善しようとする力を育てることを目的として、多角的な取り組みを行っている活動です。「知る」活動、「調べ伝える」活動、「創り育む」活動、「伝え広める」活動の4つの視点から環境改善につなげ、海の資源を活用するなど循環型社会の構築を目指している活動です。具体的には、野鳥の巣箱の設置・観察活動やワカメの栽培を通した陸、海、運河の環境改善活動を行っています。

<優秀賞受賞団体(9団体)>

・こどもエコクラブくしろ(北海道)
・大田区立大森第六中学校(東京都)
・山陽女子中学校 地歴部(岡山県)
・特定非営利活動法人 はまなこ里海の会(静岡県)
・NPO法人緑のダム北相模、杉並区立高井戸中学校地球環境部(東京都)
・群馬県利根郡昭和村立大河原小学校(群馬県)
・名護市立 屋我地中学校(沖縄県)
・潮風の杜 日南市立鵜戸小中学校(宮崎県)
・飛鳥川じゃこ取りネットワーク(大阪府)

■ 次世代支援部門 大賞受賞団体

「京都市立伏見工業高等学校 システム工学科 工学探究コース」(京都府京都市)

活動地域: 京都府

主な活動内容:

浮上式簡易螺旋水車を製作し、伏見疏水での浮上式浮動マイクロ水力発電を目指している活動です。螺旋水車は、構造がシンプルで、維持管理が簡便で、少しの水力で発電が可能な点に着目して、南丹市美山にある農業用水路で、地元の環境グループや宮島振興会と連携して、発電実験を実施しています。いろいろな地域で活用できる汎用性のあるモデルを提案しています。

<優秀賞受賞団体(4団体)>

・長崎県立島原農業高等学校 食品加工部(長崎県)
・岐阜県立恵那農業高等学校 環境科学科 水質浄化研究班(岐阜県)
・宮城県加美農業高等学校 草花班(宮城県)
・富山県立 砺波高等学校 科学部生物班(富山県)

■ 最終選考会/表彰式の様子

「第19回コカ・コーラ環境教育賞」最終選考会は、2012年8月4日(土)、北海道夕張郡栗山町の「コカ・コーラ環境ハウス」にて行われ、15のノミネート団体が日頃の成果や今後の取組みについて発表し、その中から両部門の大賞受賞団体が決定しました。表彰式では、環境省 総合環境政策局 環境教育推進室長の宮沢俊輔氏と栗山町長 椿原紀昭氏の挨拶のお言葉を頂いたほか、コカ・コーラ教育・環境財団理事兼選考委員長の小澤紀美子氏が総評を述べました。

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