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奨学支援事業

コカ・コーラの奨学支援事業の歴史は、1966年にまで遡ります。当時はコカ・コーラが日本で事業を開始して10年目にあたり、日本国内では東京オリンピックを経て経済も引き続き成長を続けていたものの、大学進学率が平均して25%にも満たない時代にあって、コカ・コーラの奨学支援事業は向上心あふれる学生にとっては大変重要なものでした。

1970年からは全国のボトラー各社と日本コカ・コーラが共同で、毎年全国から推薦された成績優秀な高校生に大学在学期間中、返済の義務がなく、将来の就職等についても義務が課せられない奨学金を授与しています。1966年からの累計で、2,500人以上の卒業生を送り出しています。

2020年度からは、コカ・コーラシステム全体として取り組むサステナビリティの方向性、国際社会共通の目標であるSDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)の推進を図るために、当財団の奨学支援事業についても、サステナビリティに高い関心を持つ人材、環境分野における人材育成を事業方針といたしました。

2020年度より従来の大学生への給付に加えて、環境課題に対してより専門的な研究をおこなう学生への支援を目的に、新大学院生を対象とした奨学支援を新設し、2021年4月より毎年大学生20名、大学院生10名への奨学金給付を行っています。

これからも教育をめぐる社会情勢を踏まえて適時見直しを行いつつ、地域社会を支える人材の育成を目指し、人物・学力ともに優れかつ向上心を持ちながらも経済的な理由により進学が困難な事情にあり、社会が取り組むべき課題であるサステナビリティに高い関心を持つ学生、環境分野でより専門的な研究を行う学生を支援してまいります。

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  • 高校生向け(大学進学者)
  • 大学生向け(大学院進学者)
金城可奈

奨学生OGの声

小学校教師への憧れが確実なものになった4年間。

沖縄大学卒業、伊江村立西小学校勤務

金城 可奈さん

高校での進路選択の際、幼い頃からあった将来の夢の中でも小学校教師への憧れが強いことに気付き、大学という進路選択をしたことを今でも鮮明に覚えています。

財団の奨学金をいただくことができたおかげで、私は大学の4年間、充実した日々を送ることができました。大学では、私と同じ目標を持った同志がいることのうれしさもありましたし、刺激を受けることも多々ありました。そのため、入学以前までの教師への憧れが、より確実なものとなりました。また、活動の幅が大きく広がり、積極的に物事に取り組めるようにもなりました。振り返っても「大学に入ることができてよかった」と思うことばかりです。財団には本当に感謝しております。

今は仕事に慣れることに精一杯ですが、大学での学びを活かし、先輩方からも学びながら、今後は「先生」としての自覚をしっかりと持ち、子どもたちと関わっていきたいと思っています。

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