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2016年12月度 岩手県立不来方高校パイロットプログラムの様子
公益財団法人コ
「
「復興・オールジャパン・世界への発信」をビジョンに掲げる東京2020オリンピックではサッカーと野球の競技を宮城県と福島県の会場で実施することが決定しており、東京2020オリンピックの前年に開催されるラグビーワールドカップ2019では岩手県での試合開催が決定しているなど、東北3県では国際的なイベント開催を数年後に控えて、国内はもとより海外からの来訪者をはじめとする国外の人びとに地元の魅力を発信する担い手となる、グローバルな視野とコミュニケーション能力を備えた人材の育成が求められています。
そこで「
プログラムを通じて、今後開催される国際的なイベントの運営において活躍する地域の青少年を育成すること、そして国際社会で活躍し、地域社会へ貢献する人材を育成すること、ひいては地域の現在のニーズに合った支援プログラムで被災地域の復興を引き続き支援することを目指します。
■次世代支援「英語コミュニケーションスキル研修プログラム」概要
1) ファシリテーターと留学生(いずれも英語のネイティブスピーカー)による体験型プログラム(2日間) ・ 1グループ5〜6名に分かれてプログラムを実施 ・ 英語を用いたコミュニケーションと課題への取り組み・発表を行う ・ アンケートによるフィードバック |
2) オリジナル教材による自己学習プログラム(3〜6カ月間) ・ プログラム終了後、継続して、自己研鑽するためのツールとして学習教材を提供 ・ 高校1年生程度の英語力を前提に、3〜6カ月の間に自身や学校、地元、 県内の観光地などを英語で紹介できるようする ・ 学校から学習教材を配布し、生徒各自で取り組んでもらい、 主催者側にて課題を採点し、フィードバックを行う ・ 実地研修をおこなう一定期間前にクラスで準備授業を実施(学校主導) |
3) 現地近郊観光地、もしくは東京での英語観光ガイド実地研修(1日) ・体験型プログラムで、自己学習の成果を発揮する場を提供する |
4) 最後にプログラム修了証を授与 |
■実施対象
岩手県・宮城県・福島県の高等学校
1校につき1クラス、30〜40名前後を想定
2017年からの3年間で合計1,000名以上にプログラムを提供予定
公益財団法人
公益財団法人
参考資料 |
これまでの「コカ・コーラ 復興支援基金」による復興支援活動(2011年〜2016年) |
◆公立小・中学校へのエコ支援事業:太陽光発電・蓄電設備の設置助成
設置校累計 55校
岩手・宮城・福島県の公立小・中学校を対象に、太陽光発電と蓄電設備の設置を助成。次世代を担う子どもたちへクリーンエネルギーを通じた環境教育と、地域の緊急避難場所への防災対応機能の整備を支援しました。
◆県や市町村のニーズに応じた直接支援:ヤングアメリカンズ東北ツアー協賛
参加人数累計 3,100人以上
音楽公演と音楽教育を活動の柱とする米国の非営利団体「ヤングアメリカンズ」のメンバーと東北3県の子どもたちが、歌とダンスのショーをつくり上げるワークショップを応援。心の復興を支援しました。
◆県や市町村のニーズに応じた直接支援:スクールバスの寄贈
寄贈数 5台
岩手県沿岸地域の水産業の復興支援および沿岸被災地の将来を担う青少年の育成支援を目的に、県内の高等学校3校と特別支援学校2校へ計5台のスクールバスを寄贈しました。
◆高校生・中学生対象ホームステイ:米国・英国でのホームステイ研修
参加人数累計 257人
岩手・宮城・福島県の高校生・中学生を対象に、グローバルな視野を持つ人材の育成および教育支援の一環として、海外でのホームステイ研修プログラムを提供しました。