公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団(所在地:東京都港区、理事長:谷村邦久)と特定非営利活動法人日本ランニング振興機構は、同機構の理事長であり400メートル日本記録保持者である高野進氏が監修したランニング技能習得プログラムを実践するためのスマートフォン向けアプリ「RunRing」をリニューアルし、4月11日より無料提供をスタートしました。
コカ・コーラ教育・環境財団と日本ランニング振興機構(JRPO)は2008年より、子どもの基礎体力や運動能力の向上を図り、走ることの楽しさを知っていただくことを目的としたランニング教室として、参加者を公募する「コカ・コーラかけっこアカデミー」や、全国の小中学校に高野氏をはじめ指導員が出向く「コカ・コーラ出前かけっこ教室(小学校)」「コカ・コーラ出前体育の授業(中学校)」を展開してまいりました。このほどリニューアルした「RunRing」は、これまでと同様、走ること、体を動かすことの楽しみを体感し、活動的で健康的なライフスタイルを推進するというコンセプトを生かし、全編にわたり、音楽・リズムに合わせたランニングドリルやトレーニングを収録し、自然と正しく美しい走りを習得できる内容となっています。リニューアルの特徴は、小学生向けと中学生以上向けに分け、発育・発達に応じたランニングプログラムを提供していることに加え、画面やプログラムの説明をシンプルにし、アプリの操作をしやすくしました。また、トレーニングによって得られる“正しく美しい走りのフォーム”の習熟度を確認するJRPO認定ラン検(ランニング技能検定)の受検については、これまでの5級・4級に加え、3級もアプリ内で受検することができるようになり、より高い技能を目指す方への対応も強化した他、より速くなるためのトレーニングメニュー実施画面にて、自分の目標タイムに挑戦することができるようになりました。さらに、全てのプログラムに高野進氏のボイスコーチングが収録されており、音声を聞くことで高野氏から直接指導を受ける場面を再現でき、出前教室を開催した学校では継続してランニングプログラムを実施できる他、ドリルの解説動画を参考に、教育現場の指導者やご家庭でも子どもたちへのかけっこ指導が可能となっています。

日本ランニング振興機構(JRPO)の理事長である高野進氏は、次のように述べています。「私たち人類は、進化の過程で、脚力を鍛え、忍耐力を培い、獲物を捕らえるにはどうしたらよいか頭を働かせてきました。いわば、走りながら進化してきたと言えるでしょう。走ることは誰もが習得できる技能です。このアプリは学校や家庭、仲間と一緒にプログラムを実践できるよう開発しました。走り方がよくなり、得意になって、走ることがどんどん好きになっていってください。」
今後は、「コカ・コーラかけっこアカデミー」や「コカ・コーラ出前体育の授業」でも、「RunRing」を使用したトレーニングを実施致し、アプリの普及を推進してまいります。
公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団と日本ランニング振興機構は、今後もスポーツ教育事業を通じて、「心豊かでたくましい人づくり」をめざした活動を展開してまいります。
2. | 利用方法 |
1) |
アプリダウンロード方法 |
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App storeまたはGoogle playからインストール 「RunRing」 で検索 |
2) |
ウェブブラウザー版URL |
: |
https://run-ring.com |
4. | 監修 |
日本ランニング振興機構 高野 進
陸上400m走にてロサンゼルス・ソウル・バルセロナと3回のオリンピックに出場。1992年のバルセロナオリンピックでは日本人として60年ぶりに陸上短距離決勝進出。 陸上400m走日本記録保持者(44秒78)。北京・ロンドンオリンピックでは、陸上日本代表チームの監督を務めた。現在は日本スプリント学会会長、東海大学体育学部教授、同大学陸上競技部短距離コーチ、日本陸上競技連盟 強化委員長を務める一方、今までの経験と研究を活かし、独自の走り理論とトレーニング方法を確立している。
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企画・制作:特定非営利活動法人日本ランニング振興機構
提供 : 公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団
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5. 概要
【RunRing】とは
(1) |
JRPO オリジナルのランニング技能習得を目的としたプログラムを収録したアプリである。 |
(2) |
出前かけっこ教室を受講した児童や生徒、教師、指導員講習会受講生、および、各かけっこイベントの参加者の利用を意識し、予習および復習用として継続使用が可能なツールである。 |
(3) |
一人でも、家族や仲間同士でも気軽に使用することができ、楽しみながら手軽にランニングの基礎を学ぶ事ができるソフトである。 |
【特徴】
(1) |
1つのアプリに小学生用と中学生以上用の2種類を搭載し、年代や発育・発達に合わせたドリルやトレーニングのプログラムを収録。 |
(2) |
音楽に合わせてドリルやトレーニングを練習することにより、自然と正しく美しい走りのフォームを習得することができ、タイムを短縮する=速く走ることができる。 |
(3) |
JRPO認定ラン検(ランニング技能検定)5級・4級・3級を、アプリ内で受検することができ、正しく美しい走りのフォームの習熟度を確認することができる。 |
(4) |
ラン検によって技能の習得を確認したのち、より速く走るためのトレーニングメニューを実施するステージに進む事ができ、自分の目標タイムに挑戦することができる。 |
【主な機能と使い方】
(1) |
JRPOオリジナル動画を、小学生用24本、中学生以上用24本、それぞれに収録。 |
(2) |
1つのドリルに対して「解説動画」、高野進による「ボイスコーチング」、「ボイスコーチング無し、音楽のみ」の3構成で展開。 |
(3) |
「解説動画」で動きを覚える ⇒ 「ボイスコーチング」を聞きながら実践。
※ 動きに慣れてきたら「ボイスコーチング無し、音楽のみ」バージョンで実践も可。
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(4) |
より速く走れるようになるトレーニングメニューは、音楽が「遅め」「普通」「速め」の3種類あり、自分のリズムや技能に合わせて音楽のテンポを選択することができる。 |
(5) |
JRPO認定ラン検5級と4級と3級をアプリ内で受検することができる。
| ラン検5級 | ラン検4級 | ラン検3級 |
受検料 | 無料 | 1,000円 | 1,000円 |
認定証代 ラン検リング代 (送料) |
希望者のみ (500円) |
受検料に含む |
受検料に含む |
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※ 不合格の場合は、受検日より3ヶ月以内に3回まで無料で再受検することができる。 |
(6) |
走りの分析では、「タイム」「歩数」「BPM ※ピッチ」を測ることができる。
走る距離を選択 ⇒ 第三者が走者のスタートと同時に走者の足の着地にあわせてスマホの画面をタップ
⇒ ゴールしたらタップを終了 ⇒ 上記の3点の測定結果を表示。
目標タイムに近づくために、自分の走りを分析することができる。
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