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第20回 コカ・コーラ環境教育賞

活動表彰部門

白保魚湧く海保全協議会沖縄県石垣市

代表者:上村 真仁氏   主な活動内容:サンゴ礁の保全と、環境に関する体験学習

サンゴ礁を先祖から受け継いだ財産と位置付け、地域住民が協力し、その保全と活用による村づくりを進めている。学校、地域住民、環境団体、行政が連携し、次世代を担う小・中学校に対して、サンゴ礁体験、環境保全活動などの体験学習を実施。

受賞の言葉
活動の継続性や地域とのつながり、組織的な活動が評価されたと聞き、自分たちの活動が認められたという実感がわきました。白保という集落で、さまざまな立場の人がひとつになり、サンゴ礁を守っていこうという取り組みを通じて、大人と子どもとの関わりや郷土愛が生まれ、活動が広がりました。今回の受賞によって、さらに自信を得ました。今後は今回受けた刺激や体験を仲間や後輩に伝えていきたいと思います。

次世代支援部門

北海道札幌旭丘高等学校生物部北海道札幌市

代表者:綿路 昌史氏/内田 葉子氏   主な活動内容:トンボ相の研究による湿原の保全及び自然保護活動

石狩湿原の再生を目指し、トンボ相を湿地の生物多様性の指標とすることを考案し、実用化の可能性が認められた。今後はトンボの生息範囲を調査し、湿原の保全などに役立てる。また、地元の自然保護団体とともに調査地の観察会を企画し、自らガイド役となって活動。
受賞の言葉
月に3回、朝10時から4時間かけて生態調査を行ってきましたが、トンボを追いかけていて沼に落ちるなど、大変な思いをしたので受賞できてとてもうれしいです。苦労の甲斐あって、この定量分析により、多様性の変化に関する仮説が実証できました。今後はこの活動を全国に広げたいと思います。それによって、それぞれの地域の周辺環境を知り、各地の湿地整備などに役立ててほしいと思います。
京都市立伏見工業高等学校 システム工学科 工学研究コース
辻村 一郎さん・伴 尚樹さん

コカ・コーラ環境教育賞の第20回を記念して 2つのイベントを行いました。

8月8日〜10日、「第20回コカ・コーラ環境教育賞」の最終選考会及び表彰式式典が行われた「コカ・コーラ環境フォーラム」において、ノミネート団体が北海道コカ・コーラボトリング札幌工場の水源である白旗山で涵養のための植樹活動に参加しました。また、夕張郡栗山町の住民、そして札幌工場の地元清田区の住民をお招きし、「水を守り続けるために私たちにできること」と題してパネルディスカッションを行いました。パネラーには北海道大学大学院地球環境科学研究院 根岸淳二郎准教授、公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団 小澤紀美子理事、そして日本コカ・コーラ株式会社技術・サプライチェーン本部柴田充を迎え、参加者に世界や日本の水事情、そしてコカ・コーラの「2020年までに、製品と同量の水を自然に還元する」取り組みなどを紹介しながら、ひとりひとりにできることを考えてもらい、発表をしていただきました。

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