ホーム > 環境教育事業 TOP > 第18回 コカ・コーラ環境教育省


栃木県立栃木農業高校 地域おこしプロジェクト班栃木県栃木市
代表者:金子 颯希氏 主な活動内容:環境に優しいヨシ堆肥を考案。足尾銅山の土壌改善に役立てる
足尾銅山は鉱毒事件以降環境が破壊されてしまったが、遊水地一帯は現在ヨシの湿原となっている。地域では毎年ヨシ焼きを行ってきたが、温暖化や野焼き禁止法により問題となっているため、雑草化し廃棄されるヨシを堆肥にすることにした。このヨシ堆肥を使用し、日本の環境公害の原点とされていた足尾銅山を緑豊かな山に復活させる。
京都府立桂高等学校 バイオテクノロジー部京都府京都市
代表者:村上 信夫氏 主な活動内容:コケ植物によるヒートアイランド現象の緩和と普及活動
日本に自生しているコケ植物の持つ軽量かつ管理が容易で、種類によっては乾燥にきわめて強い性質を活用し、研究の少ない壁面緑化に取り組みヒートアイランド現象を緩和しようとした。そして、この研究の成果を小学生や中学生さらに一般の方々にも紹介することにした。
兵庫県立播磨農業高等学校 サイエンス部兵庫県加西市
代表者:猪股 雅美氏 主な活動内容:地域の小学校と連携し、絶滅危惧種の保護活動
加西市に自生する水生植物ミズトラノオは近年は自生固体が減少し、環境省のレッドリストに指定されている。同市は関西で確認できる唯一の自生地となった。本校のサイエンス部では地域植物の保護活動の一環として、校内でミズトラノオの株を増殖させることに成功、加西市役所にも寄贈した。昨年度は小学校の3年生の総合学習において、連携教育を行ったが、今年度も引き続き連携を図る予定である。
石川県立津幡高等学校 朱鷺サポート隊石川県津幡町
代表者:南出 悠夏氏 主な活動内容:トキと共に暮らせる里山の再生、交流(啓発)活動
「食」と「農」と「環境」をリンクさせ、シンポジウムなどの学習活動に取り組むと同時に、多くの県民にトキへの関心を高めてもらうために多彩な交流(啓発)活動を実施。イネ・マコモの無農薬栽培の啓発を行い、トキや野鳥の餌場作りに取り組む。町内全ての幼・保・小・中学校25ヵ所にバケツマコモを配布。今年度はミニビオトープとしての位置づけを加え、環境学習に使用してもらう。