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第13回 コカ・コーラ環境教育賞

活動表彰部門 優秀賞受賞団体

気仙沼市立面瀬小学校宮城県

代表者:山崎 昭氏   主な活動内容:自然観察、自然保護活動など

水辺環境をフィールドに環境教育を実践。地域住民をはじめ、行政、大学や専門機関など19団体からなる「プロジェクト連携推進委員会」を設置し、子供達の活動を支援している。こうした活動が評価され、昨年、国連大学が提唱する「環境教育の拠点」の世界7ヵ所の1つとして気仙沼市が選出され、同校の取り組みが世界中に情報発信された。

佐渡市立内海府小学校・同市立内海府中学校新潟県

代表者:大矢 宏氏   主な活動内容:生物飼育・保護活動など

佐渡のトビシマカンゾウの群生地として有名な佐渡の景勝地、大野亀で、毎年4月に地域の住民とカンゾウの増殖を実施している。また、7月には、ニツ亀海水浴場で全校児童による海浜清掃活動にも取り組んでいる。「内海府小・中連絡協議会」を設置するなど、小学校と中学校の職員が連携し、環境教育を実施している。

氷見市立十二町小学校富山県

代表者:山本 道代氏   主な活動内容:生物飼育・保護活動など

校区にある2つの国指定天然記念物「十二町潟オニバス発祥地」と「イタセンパラ」を中心に、十二町潟の自然を、植物(オニバス)、水生生物(イタセンパラほか)、鳥類(白鳥)に分けて4〜6年生がプロジェクトチームを組み、長年にわたり保護活動に取り組んでいる。これらの活動を地域で発表するほか、オニバスの栽培を小学生が高校生に伝えるなど、質の高い活動を展開。これまでに数多くの賞を受賞している。

NPO法人印旛野菜いかだの会千葉県

代表者:美島 康男氏   主な活動内容:自然観察、自然保護活動など

上水水源として全国ワーストワンと言われる印旛沼の水質浄化のため、「植栽いかだ法」を用いた環境生態工法(バイオエコエンジニアリング)による水環境再生活動を行っている。毎年流域の小学校と連携し、環境学習の場として生き物とのふれあい体験学習を行うほか、他団体と協働で市民参加型の環境フェスティバルを実施し、啓発活動に努めている。

野島自然観察探見隊神奈川県

代表者:本田 明氏   主な活動内容:自然観察、自然保護活動など

「身近な自然を探見」をテーマに、毎月1泊2日の自然観察や体験活動を実施している。横浜の「野島海岸」の清掃ボランティア活動のほか、夏には長野市の過疎化が進む村で廃校になった小学校を利用して、10泊11日の長期キャンプも実施するなど、地域を越えた活動を行っている。宿泊集団生活による環境教育活動を通じて、青少年の社会性や協調性を育んでいる。

夢花咲とんぼ隊静岡県

代表者:岡本 正彦氏   主な活動内容:生物飼育・保護活動など

向笠地区にあるトンボの楽園「桶ヶ谷沼」にいる絶滅危惧種のベッコウトンボを守るため、広大な学校ビオトープを整備。トンボの生態観察などを通して、トンボが生息できる環境作りに取り組んでいる。平成17年には向笠小学校のトンボ好きが集まり「夢花咲とんぼ隊」を結成し、エコクラブに登録。また、磐田市内の学校に呼びかけ、アキアカネの移動に関する調査を3年間続けている。

高安みどりの少年団大阪府

代表者:加納 義彦氏   主な活動内容:生物飼育・保護活動など

絶滅が危惧されているニッポンバラタナゴ(淡水魚)や、その周辺に生息するホタルなどを保護するために、高安の里の環境保全活動を行っている。ため池の生物調査やホタル観察のほか、2001年からは高安地域の水環境を保全するため、下草刈りや間伐など森林整備活動も開始。ニッポンバラタナゴの保護池やゲンジホタルが生息する小川を含む里山の自然再生を目指している。

佐賀県立唐津北高等学校佐賀県

代表者:藤巻 良治氏   主な活動内容:美化活動など

開校当時から行っている清掃活動に加え、「総合的な学習の時間」および、独自に開講した科目「郷土の海洋学」を通して、地域の自然環境・社会環境を学んでいる。また「高校生の自然と環境サミット」を開催し、他の地域で環境活動に取り組む高校の生徒たちと21世紀の環境問題について語り合うなど、外部団体との積極的な交流を行っている。

NPO法人屋久島エコ・フェスタ鹿児島県

代表者:古居 智子氏   主な活動内容:環境調査活動など

屋久島の環境保護に向けた意識啓発と情報発信を目的に活動。定期学習会や年1回の環境文化イベントを実施。2001年4月から環境学習事業部門として「やくしまエコ・キッズ」を設立し、小中学生を対象にした野外活動、創作活動、環境調査活動を開始。2004年からはインターネットを使い、島の外へ情報を発信するなど、近年、特に小中学生を対象に積極的に活動している。

沖縄県立辺土名高等学校 環境科沖縄県

代表者:金城 孝忠氏   主な活動内容:自然体験活動など

豊かなやんばる(山原)の自然に囲まれた高校に、2001年から環境科を設立。以来、沖縄のみならず全国から生徒が入学。やんばるの豊かな自然をテーマにした野外学習を進めている。その他、地域クリーンアップ作戦や他の高校との合同研修、そして数多くの環境サミットでの発表など、幅広い活動を継続的に行っている。

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