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ニュースリリース

2016年

全国の小学生から大学生87団体から環境教育の発展に寄与する団体を選定

「第23回コカ・コーラ環境教育賞」ノミネート15団体が決定!
8月の最終選考会で最優秀賞を目指す

2016年07月13日

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公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団(所在地:東京都港区、理事長:谷村邦久)は、環境教育に関する顕著な活動への顕彰及び環境保全・環境啓発に寄与する新しい企画への支援を行う
「第23回コカ・コーラ環境教育賞」において、全国応募総数87団体の中から、15団体を選出いたしました。

1994年の創設から23回目を迎えるコカ・コーラ環境教育賞は、環境ボランティア活動の助成・支援を通じた環境教育・環境保全活動の促進を目的とし実施されてきました。同賞は国内の環境教育分野のさらなる推進に寄与するため、2009年度より「活動表彰部門」「次世代支援部門」の2部門にて全国公募を実施しております。

今年度の応募総数87団体(活動表彰部門:52団体、次世代支援部門:35団体)から選出された15団体は、8月5日(金)〜7日(日)に「雨煙別小学校 コカ・コーラ環境ハウス」(北海道夕張郡栗山町)にて開催される「コカ・コーラ環境フォーラム」に参加。フォーラム内で実施する最終選考会でプレゼンテーションを行い、各部門の最優秀賞を目指します。

第23回コカ・コーラ環境教育賞 「活動表彰部門」選出10団体
(1) 西岡さかな組 北海道札幌市
(2) 特定非営利活動法人 エコパル化女沼 宮城県大崎市
(3) 今川こども自然クラブ 静岡県湖西市
(4) 舟橋村立舟橋小学校 富山県中新川郡
(5) 瀬戸市立古瀬戸小学校 愛知県瀬戸市
(6) 橋本市立あやの台小学校 和歌山県橋本市
(7) 学校法人清風学園 清風中学 生物部 大阪府大阪市
(8) 京都市立朱雀第四小学校 京都府京都市
(9) 山口県萩市立白水小学校 山口県萩市
(10) うーたの会 大分県大分市
第23回コカ・コーラ環境教育賞 「次世代支援部門」選出5団体
(1) 宮城県農業高等学校科学部 復興プロジェクトチーム 宮城県名取市
(2) 東京工業大学 国際開発サークル バイオ炭プロジェクトチーム 東京都目黒区
(3) 静岡県立富岳館高等学校 農業クラブ 静岡県富士宮市
(4) 石川県立津幡高等学校 園芸部 石川県河北郡
(5) 広島県立西条農業高等学校 畜産科 広島県東広島市

「第23回コカ・コーラ環境教育賞」概要

名称 第23回コカ・コーラ環境教育賞
主催 公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団
協力 読売新聞社
部門 <活動表彰部門>
小中学生とその指導者を対象として環境教育・環境保全活動の実績を顕彰
<次世代支援部門>
高校生、高専生および大学生による環境保全・環境啓発に寄与する新しい企画を評価、支援
支援内容 <活動表彰部門>
最優秀賞(1組) 活動助成金30万円優秀賞(9組) 10万円
<次世代支援部門>
最優秀賞(1組) 企画支援金50万円優秀賞(4組) 30万円
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「第23回コカ・コーラ環境教育賞」 優秀賞選出団体・活動要旨
「活動表彰部門」選出10団体・活動要旨
(1)西岡さかな組(北海道札幌市)
活動内容:多様な水環境を有する西岡公園において、魚類・両生類・湿生植物など水辺の生物全般を調査し、環境保全に還元することを目的として活動している。
活動実績:さかな組を含む西岡公園での調査活動を支援する保護者らのボランティアを設立し、共に活動を行う。カメや魚が捨てられていることへの注意看板の設置及びメディアでのPR、豊平川さけ科学館や円山動物園での調査報告展・報告会開催、札幌駅地下広場に出展し魚の水槽展示や外来種についてのクイズ等の普及啓発活動など。
(2)特定非営利活動法人 エコパル化女沼(宮城県大崎市)
活動内容:化女沼の環境調査・保全を行うとともに、毎月親子対象の「里地里山探検隊」を募集し、山菜・野草狩りや外来魚撲滅作戦、渡り鳥の観察等の活動を行っている。
活動実績:四季折々の自然に触れる機会を設けている。春:山菜・野草狩り、外来魚撲滅作戦、夏:ホタル観察会、昆虫採集・標本づくり、ヒシの実・ハスの実採り、秋:キノコ・木の実採り、冬:渡り鳥のねぐら入り観察など。参加者をはじめ地域住民が化女沼の価値を再認識し、化女沼の活用を図りながら地域づくりや環境保全に積極的に取り組むようになり、ボランティアの輪が広がっている。
(3)今川こども自然クラブ(静岡県湖西市)
活動内容:月1回程度、植樹・棚田の保全・森遊び・水質調査・ホタルの保護活動等の自然保護活動をしている。地道な活動により毎年2回のホタル観察会が実施できるまでに環境が改善されている。
活動実績:[1]ホタルの保護活動。生物調査・川の清掃・外来種駆除等、ホタル観賞会の開催。[2]水質・生物調査。調査の結果、希少種が多く生息する貴重な川であることが判明した。[3]きれいな川・森を守るための活動。森林の整備・植樹・棚田の田植え、間伐した樹木を使用しての道具制作。[4]自然保護活動を広げる取り組み。青少年健全育成大会等において当クラブの活動の発表を実施。
(4)舟橋村立舟橋小学校(富山県中新川郡)
活動内容:日本一面積が小さい村だが他地域に誇れる自然豊かな村にするため、自分たちが絶滅危惧種トミヨを発見した竹鼻用水での清掃活動や水草を増やす活動などを行っている。今年度からはホタルが生息できる環境を整える。
活動実績:[1]校区を流れる用水・川での生き物調査を行い、竹鼻用水で絶滅危惧種のトミヨを発見した。[2]竹鼻用水の環境保全活動。[3]竹鼻用水と隣接する水公園の美化活動を行い、どぶ川と言われていた用水にカワセミが来るほどの成果をあげた。本活動が地域住民にも広がっている。
(5)瀬戸市立古瀬戸小学校(愛知県瀬戸市)
活動内容:校内に造られたメダカ池の管理をする中で、地域の川にメダカを取り戻そうとの願いから活動を開始。生徒がメダカ池の管理・飼育、川の生物・水質調査、浄化装置製作、川清掃などを行い、その様子を「メダカの学校報告書」として発行して全校・地域に配布している。
活動実績:メダカ池の製作、地域の川清掃、メダカの放流、水質浄化いかだ制作・設置、水質浄化のための葦の苗移植、川の汚染度調査のための生物調査など。
(6)橋本市立あやの台小学校(和歌山県橋本市)
活動内容:毎年子供たちとテーマを設定し、環境・国際理解学習を行っており、今年度のテーマは「環境マイスターになり、未来によりよい環境を残そう〜今の子どもは、未来の大人〜」。ただ学習するだけではなく社会貢献するために会社を設立し、商品作成・販売・募金を行う「エコマート」に主体的かつ共同的に取り組んでいる。生徒が栽培した無農薬野菜やリサイクル手芸品などを販売し、売り上げをユニセフ等に募金しており、昨年度より地域の人々からの協力体制を整えている。
活動実績:H25年よりエコを意識した商品開発・販売、無農薬野菜販売や募金とあわせて、活動内容と環境保全の重要性について劇にし、地域に向けて発表を行っている。新聞やラジオの取材も受け、広く発信することができるようになってきている。
(7)学校法人清風学園 清風中学 生物部(大阪府大阪市)
活動内容:高安の里山保全活動及び、生息する絶滅危惧種のニッポンバラタナゴの保護活動を行っている。特に環境指標性に優れている地表性昆虫の採取・調査に力を入れている。
活動実績:ニッポンバラタナゴの保護をするにあたり、生息地の溜池だけでなく里山全体の環境を考えるため、昆虫の多様性の調査や採取を行い、現在では約300種類確認できている。中にはベニイトトンボ等、レッドブック記載の種も多々発見した。地表性昆虫を採取するためのトラップを用いて、特に田畑において毎回違った多様な種類の地表性昆虫が採取できている。今後さらに詳しく里山の環境調査を進め、製作した標本などをNPOと協力して地域の小学校などで紹介し、より多くの人に高安の環境保護意識を高めてもらいたいと考えている。
(8)京都市立朱雀第四小学校(京都府京都市)
活動内容:環境教育に力を入れており、エコ改修後の校舎を活かしたエネルギー環境教育・自然の営みを中心とした環境教育・地域の清掃活動・全校栽培活動・小中連携した科学教室など様々な取り組みを続けている。
活動実績:各学年の発達段階に応じて環境教育に取り組む。育成学級:野菜の栽培・収穫・調理。1年生:一人一鉢の花栽培や動物の飼育。2年生:一人一鉢の野菜栽培、校内果樹園等の管理。3年生:校内ビオトープでのホタルが生息できる環境づくり。4年生:グリーンカーテンの制作、植物を植えた鉢の地域への配布。5年生:身近なエネルギーについての実験や資源についての学習。6年生:身近なエネルギーについての個人探求活動からエコな暮らしを校内に広げる。
(9)山口県萩市立白水小学校(山口県萩市)
活動内容:白水川の水質調査を継続するとともに、ホタルの飼育観察や成虫の放流、地域の清掃活動を全校生徒で取り組み水源の保護・保全を図っている。また、環境マネジメントシステムの手法を取り入れた「もったいない運動」等に取り組んでいる。
活動実績:[1]水質調査。市と協力して30年以上続けており、児童の川の環境への関心を高めている。[2]ホタルの飼育観察活動及び普及活動。ホタル飼育・放流活動を30年継続している。取り組みの様子を学習発表会で報告しており、地域全体での保全・保護活動への機運が高まっている。[3]「やまぐちエコリーダースクール」としての活動。地域清掃活動・節水・節電、リサイクル活動などを行っている。
(10)うーたの会(大分県大分市)
活動内容:うーた(地名の太田の方言)の里山の再生を目指し、大分市内の中心部に位置する「まちなかの里山ビオトープ」の保全とその活動を発展させた地域づくりを行っている。
活動実績:[1]里山林の再生・保全活動。森林整備・水辺整備。[2]里山の自然を活用した環境教育の実施。ホタルの観察学習、幼虫の放流。[3]四季の自然観察会の開催。[4]大分市環境展への参加。地球温暖化防止普及啓発。[5]生物多様性保全活動(絶滅危惧種を含む多様な生物・植物の保全)[6]ブログや会報誌、全国誌への活動掲載等の情報発信。
「次世代支援部門」選出5団体・活動要旨
(1)宮城県農業高等学校科学部 復興プロジェクトチーム(宮城県名取市)
活動内容:津波による震災被害を受けた学校の桜を後世に残すため、保存プロジェクトをたちあげ、新校舎への植樹を目指し活動を行っている。今回のプロジェクト名は、「バラで被災地を変える〜目指すはスーパー植物と食物連鎖を利用した環境修復型農業〜」。自然の緑が震災前の一割にまで減少した影響で生態系は偏り、土壌状態は著しく悪く、作物も育たなかった状況下で、桜の育成に成功。その経験を活かして、塩害に強く、虫のつきやすいところを利用したバラに目をつけ、中国から伝わったツーリー(刺梨)の栽培の研究を進めている。現在、試験地4箇所で、バラ特有の食物連鎖が誕生したことを確認しているほか、各家庭に土の分析・診断を元に植え方をアドバイスしたり、ジャム試食会を行ったりしている。さらに、果実に豊富に含まれるビタミンCとポリフェノールの抽出に成功し商品化を目指している。
(2)東京工業大学国際開発サークル バイオ炭プロジェクトチーム(東京都目黒区)
活動内容:ケニア農村部においてバイオ炭の生産・普及を目指すプロジェクトを実施。生産実験や社会調査、生産装置の改良をした。今後は新メンバーを中心に新たにネパール農村部でのプロジェクト実施を計画している。
プロジェクト内容:ネパールにおいては家庭で使用されている燃料のほとんどが伐採した木材であり、森林伐採の深刻化や、直接燃焼する際の煙による人々への健康被害が問題となっている。そこで、農業廃材や家畜排泄物を材料としたバイオ炭の生産技術とその持続的な普及システムを確立し、問題の解決を目指す。ターゲット消費者である村民に対して森林保全のための環境啓発と煙による健康被害を喚起し、バイオ炭に対する需要を高め、この活動を通して将来的な森林伐採規制への反発の軽減に繋げることも目的としている。
(3)静岡県立富岳館高等学校 農業クラブ(静岡県富士宮市)
活動内容:富士宮市において、地域の環境調査や環境保全活動を行い、地域の環境問題への意識向上と環境技術の向上に努めている。
プロジェクト内容:東北の被災地を緑化するために、究極のエコ資材「AOHチップ」を開発した。チップは東北被災地で活用するとともに、海外に応用する予定。[1]塩・乾燥ストレス下での植物への影響を検証した。無処理区、AOH区、AHX区、ICA区で検証したところ、AOH区において最もストレスが軽減された。[2]AOHを含む媒体を製紙の廃材「炭化ペーパースラッジ」とし、AHXチップに加え、成長効果が高いAOHチップを考案。[3]宮城県鳴瀬川の堤防の方面緑化にAHXチップ、AOHチップを試験したところ、被覆率を1.3倍に高め、成長効果を確認した。
(4)石川県立津幡高等学校 園芸部(石川県河北郡)
プロジェクト概要:桑の木の植樹などを通して、里地里山の原風景の再生と環境保全につなげる。啓発のために栽培キットや、養蚕体験などを行う。小中学校や町役場、JAなどと連携をはかり、地域活性化につながる活動を行う。
プロジェクト内容:耕作放棄地や遊休地に桑の木を植樹し、里地里山の原風景の再生と環境保全につなげる。養蚕体験学習キットを希望者(特に小学生)に配布し、興味関心を高めるとともに、桑のコンテナ栽培も無料で提供し、桑の木や桑の葉についての理解を深める。一方、別の視点から、養蚕に興味関心を持ってもらうために、地域の諸団体と連携し、シルク・繭・桑の実、桑の葉を用いた特産品の開発を進展させる。これらの成果を、各種イベントや大会などで活動報告し、より多くの人に向けて、積極的に普及啓発活動を行う。
(5)広島県立西条農業高等学校 畜産科(広島県東広島市)
活動内容:「高品質な豚肉生産」を目標に研究に取り組んでいる。放牧飼育、添加飼料について研究。高校で生産した豚を「西農ポーク」と名づけ、食育活動に取り組んでいる。これらの経験から、地域の農業分野への貢献を目指して、耕作放棄地の再生に「西農ポーク」の飼育技術を活かす方法を検討している。
プロジェクト内容:酒蔵で廃棄される酒粕と、地域の耕作放棄地を活用した豚肉生産を行う研究。耕作放棄地を豚の放牧場として活用することで、耕作放棄地を再生する手間や時間を抑え、日本の抱える食料自給率の課題解決につなげることを目的とする。[1]酒粕の有効利用[2]耕作放棄地を活用した体験型プログラム。耕作放棄地で豚を放牧し、翌年に畑として活用。豚の飼育や野菜の栽培には地域の子供たちが体験できるプログラムを計画。[3]食や命に関することへの啓発活動につながる。また生徒たちの自信につながり、育成も行える。

公益財団法人 コカ・コーラ教育・環境財団 概要

名称: 公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団
英字名称: The Coca-Cola Educational & Environmental Foundation
監督行政: 文部科学省
許可日: 2007年6月25日(※2011年9月27日 公益財団法人へ移行)
理事長: 谷村邦久
所在地: 東京都港区六本木6-2-31
ホームページ: http://www.cocacola-zaidan.jp/index.html
概要: 2007年6月に37年継続していた日本コカ・コーラボトラーズ育英会と14年継続していたコカ・コーラ環境教育財団の事業を継承し、一元的に運営、推進できる母体として設立、2011年9月より公益財団法人に移行しました。心豊かでたくましい人づくり(Healthy Active Life)を理念とし、国際社会が求める青少年の育成と、彼らを取り巻く地域社会を支える人材の育成を通じ、豊かな国際社会の形成及び国際親善に寄与することを目的とした事業を展開しています。
主な事業内容: 環境教育、奨学支援、スポーツ教育を柱とした各種貢献事業の実施

雨煙別(うえんべつ)小学校 コカ・コーラ環境ハウス

当財団は、北海道夕張郡栗山町とともに、同町の廃校を、自然・環境教育を中心に文化・スポーツの体験学習を行うことができる宿泊施設「雨煙別小学校 コカ・コーラ環境ハウス」として再生するプロジェクトを推進してまいりました。
2010年4月にグランドオープンを迎えた同施設を拠点に、栗山町の豊かな自然環境の中で積極的な環境教育プログラムを展開し、次世代を担う青少年の育成をおこなっております。

参考資料 第22回コカ・コーラ環境教育賞

「活動表彰部門」最優秀賞
北九州市立すがお小学校(福岡県北九州市)

活動内容:
紫川をふるさとの川として大切に守り、未来へとつなげる意欲と行動力を高めることを目的として、清掃活動、いかだ遊び集会、水生昆虫採集による水質指標判定、昔の様子の聞き取り調査、川の浄化につながる竹炭づくりといった活動を実施。環境保全新聞の作成などで地域への発信などにも取り組んでいる。この活動は国際協力機構(JICA)にも認められ、海外留学生の視察訪問・環境教育についての意見交流会も開催した。

<優秀賞受賞団体(9団体)>

  • 西岡ヤンマ団(北海道札幌市)
  • 八戸市立種差小学校(青森県八戸市)
  • 草木谷を守る会(秋田県潟上市)
  • 川口市立芝富士小学校(埼玉県川口市)
  • 食農体験クラブ風の子(静岡県藤枝市)
  • 射水市立小杉小学校(富山県射水市)
  • おかやま大野ダルマガエル保全プロジェクト(岡山県岡山市)
  • 岡山市立小串小学校 里海を守る会(岡山県岡山市)
  • 名護市立小中一貫教育校 緑風学園 久志小学校・久志中学校(沖縄県名護市)
「次世代支援部門」最優秀賞
国立米子工業高等専門学校 B&C研究同好会(鳥取県米子市)

活動内容:
廃棄される卵殻の卵殻膜が持つ、中身を常温で長期腐る事なく保護する機能の有効利用を目指し、リサイクル法の提案を行うと共に、新しいエネルギー材料として役立てる研究を推進している。卵殻膜が、燃料電池の個体電解質膜へ応用すると起電する事を発見しており、基礎的なメカニズムについて解明してきた。マスコミ、表彰、研究発表会のみならず、今後は、実用化に向けた性能改善を試み、海外での学会発表も目指している。

<優秀賞受賞団体(4団体)>

  • 神奈川県立中央農業高等学校畜産科学科(神奈川県海老名市)
  • 岐阜県立加茂農林高等学校森林科学科(岐阜県美濃加茂市)
  • 広島県立庄原実業高等学校食品化学研究部(広島県庄原市)
  • 沖縄県立沖縄工業高等学校科学部環境分析班(沖縄県那覇市)
その他のプログラム
将来にわたり環境保全・環境啓発に向けた取り組みを共におこなっていくために、参加15団体が北海道・栗山町の自然の中で体験活動を通じた交流をおこないました。水循環を体感できる教育プログラム「水の旅」、栗山町の里山であるハサンベツでの水生生物調査、英語で楽しく環境について学習するプログラムなどを、東京と北海道から参加した大学生・大学院生や、地元の高校生らと共に実施しました。最終日にはプログラムを通じて学んだこと、今後自らの団体の参考にしたい他団体の取り組みなどを発表しました。

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