ホタルが生息できる、都市部を清らかに流れる湧水の川を明日の子どもたちに残すことを目的として活動を展開。流域の小・中・高生や市民を中心に、ホタルの生態観察や水質調査、河川環境の保全などを行っている。また、環境映画の上映会や身近な生き物の調査・観察、川遊びなどを行い、子どもたちが環境に対して興味をもつよう努めている。

子どもから大人までを対象とした野外活動や、埼玉県大滝村につくった農山村エコミュージアムでの体験型キャンプなど、実践的な環境教育活動を展開。大滝村では地元の協力者も年々増えており、地域活性にも貢献している。多くの環境教育のモデル地域として発展させていくことを目指している。

野鳥、ギフチョウ、ムササビ、ホタル、アカウミガメやコアジサシなど野生生物の保護・調査、自然観察会などを実施。単位制を導入したジュニアレンジャー養成制度を活かし、身近な自然と野生生物の保護活動の重要性を訴えるとともに、自然の中に身をおいて「感動する心」の育成を目指している。

たんぽぽをはじめとする草花や川魚、野鳥などの観察を通じて、人と自然との調和・共生、さらには心身の育成を目指している。「環境ウォーク」や「環境ポスター」への応募参加、「水辺ウオッチング」などを行政や多団体と協働して幅広く行っており、環境問題に取り組んでいる人たちとのネットワークづくりにも注力している。

いまの子どもたちに不足しているといわれる、自然接触体験や親子共有体験、異年齢集団体験などの機会を提供する事を主眼に置き、無人島での原始生活体験、酪農・農業体験など多彩な体験型活動を行っている。「自然と友達」、「青少年に夢と感動を」のテーマのもと、２１世紀を生き抜く青少年の育成に努めている。