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第18回 コカ・コーラ環境教育賞

活動表彰部門 優秀賞受賞団体

NPO法人ビオトープ・イタンキ in 室蘭北海道室蘭市

代表者:大西 勲氏   主な活動内容:「獲物のあるビオトープ」を作ることにより、子どもたちの健やかな生長に寄与

2006年から年々着実にビオトープの造成を進め、今春で造成計画を完了することができた。水域が広がり、トンボやミズカマキリやガムシも定着、ホタル復活も実現することができた。「ビオトープ・イタンキ」は「獲物のあるビオトープ」であり、子ども達が自由に採集もできる自然体験の場であることを目的としている。造成が進み水域としての力が付くにつれ、小学生の授業として観察会(トンボ捕りや魚すくい)や自然体験の受け入れも可能になってきた。

牛久市立牛久第三中学校茨城県牛久市

代表者:柴山 光氏   主な活動内容:牛久沼の調査、再生のための実験の実施

学校周辺の里山の調査活動を実施。平成20年に環境教育推進事業のモデル校となり、「牛久沼の環境を知ろう」をテーマに、科学的・社会的に調査する方法を体験プログラム化し、様々な観点から湖沼など身近な環境を調べる方法を学ぶ学習をした。季節ごとに生き物調査・植生調査・水質調査を実施。牛久沼の環境を改善する方法を探るため、学校のプールをビオトープ化し、牛久沼再生モデル実験を行う。また、これらの活動をうしくサイエンス・フェスタなどで発表、環境改善の提案を行っている。

刈谷市立小垣江小学校愛知県刈谷市

代表者:岩城 ひろみ氏   主な活動内容:ホタルの幼虫の飼育や川の清掃など、ホタルの保護活動

「ホタルがいっぱい飛ぶ小垣江にしたい!」という願いのもと、地域の環境保全について考え、自分たちにできる活動を行っている。幼虫の飼育活動をはじめ、校内のホタル池作り、地域を流れる川や湧水池の水質検査、清掃、外敵駆除など、子供たちが考えた方法でユニークな活動を行っている。また、介護老人施設へのホタル幼虫プレゼント、折戸川周辺の環境マップ製作、ホタル新聞の発行など、地域への情報発信をしている。昨年度、これらのレポートを環境省に提出した。

リバーネット21ながぬま北海道長沼町

代表者:杉本 利夫氏   主な活動内容:小中学生に水辺環境の重要性、河川環境啓発活動

長沼町は、夕張川と千歳川が合流する海抜約7mの低地帯に位置し、過去多くの水害に悩まされていた。「天災は忘れたころにやってくる」の警句にあるように、河川環境啓発活動を小中学生を中心に自然体験学習の支援活動を実施。河川環境の調査・研究活動も、河川に関わる各関係機関と連携して実施している。

北九州市立曽根東小学校福岡県北九州市

代表者:柴田 敏行氏   主な活動内容:干潟の清掃・体験学習、省資源・省エネ活動

干潟の清掃を平成5年から地域を巻き込み継続実施している。本校児童の発案で始まった「曽根干潟クリーン作戦」は19年目を迎え、保護者・漁協・自治会・保育園・行政・企業など、総勢600名を超える地域の一大イベントとして根付いている。また、子どもにも実践可能なCO2削減方法を考え、省資源・省エネルギー領域の単元開発も行う。

京都市立蜂ヶ岡中学校京都府京都市

代表者:藤本 啓次氏   主な活動内容:植栽活動を中心に地域を巻き込んだ取り組みを実施

2005年から環境教育の取り組みを充実させ、現在は植栽活動を中心に校内に限らず地域を巻き込んだ取り組みをしている。他に節水・節電・雨水タンク・伐採木の再利用・エコキャップ・空き缶回収・緑のカーテン・環境カルタ・廃油せっけん・原発で被爆したベラルーシ市民との交流・校区を越えてアジサイの植樹・フリーマーケット・ビオトープの作成・生態園など

氷見市立十二町小学校富山県氷見市

代表者:竹越 順子氏   主な活動内容:オニバスの栽培研究、絶滅危惧種イタセンパラの飼育研究、白鳥の観察

オニバスの栽培研究を40年間、絶滅危惧種イタセンパラの国内初の小学校での飼育研究を4年間、白鳥の観察や学習を12年間継続。平成21年度にイタセンパラの国内初の学校での人工孵化に成功し、これらの動植物の研究を大学や行政、有識者の指導を受け、家庭や地域と連携し協力を得て活動している。また、研究成果を学習発表会やウェブサイトで積極的に情報発信している。

熊本市立清水小学校熊本県熊本市

代表者:富永 和俊氏   主な活動内容:自然と触れ合いながら、エコ学習やエコ活動に取り組む

「緑を愛し育て守る清水っ子」を目標に、地域と協力しながら、自ら自然とふれ合う緑化に務めている。自然とふれ合う活動(緑化活動、樹木札作りなど)やエコ活動(堆肥化マシーン、雨水くんなど)やエコ学習などに取り組み、循環型の社会を目指した活動をしている。

南部町立名久井小学校青森県三戸郡

代表者:高橋 光憲氏   主な活動内容:水生生物調査、サケの稚魚放流など、多彩な水環境保全活動に取り組む

「ふるさと学習」では、飼育栽培活動、如来堂川クリーン作戦、源流観察、サケの採卵と受精作業、サケの放流、農業体験などを実施。「環境学習」では環境紙芝居、リサイクルおもちゃ作り、廃油石鹸作り、エコクッキング、エコイルミネーションなどを実施。「全校での取り組み」として、緑のカーテン作り、無農薬野菜づくり、エネルギー環境サミットなどを実施。「地域や外部への積極的な情報発信・呼びかけ」では、環境サミットやフォーラムなどに参加している。

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